水耕栽培方法をハイドロボールで実験してみた。

2019年12月20日金曜日

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こんにちはノブ@農家です。
水耕栽培の記事です。心理学記事とは違いなかなかゆるく書いてます。
楽に手間をかけずにできる方法を手間と時間をかけながら探っています。
発芽したので、途中経過を共有させてください。

前回の記事はマガジン作りました。今後の経過はフォローしたら見れると思います。



前回に植えた時は種でしたが、7日目にして森になってました。
想像以上の光景です。
中央部分が成長が悪く、外側が発育が良いです。なぜでしょう?知ってたら教えてください。(光はなしです)
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大体のタネが発芽しました。

100円ショップの種、なかなかすごいです。

小松菜、丸葉小松菜、チンゲンサイ、そら豆 を植えたのですが、空豆以外は見分けがつきませんでした。
ちゃんと見分けがつくようにしておくべきでした。失敗です。
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キッチンペーパーに植えたのですが、持ち上げられるくらい根っこがくっついていました。
引っ張ったら根っこがちぎれてしまうので慎重な作業が植物から要求されました。

キッチンペーパーがないところでも発芽しているものがあったので、無くても行けるのではないか?と思ったので、次に種を買ったら試します。

う〜ん。多分ですが
よく考えたら発芽の条件は水、酸素、温度、(光)なのでいらないはず。
酸素吸えるように湿らすのは都合がいいと予想します。
発芽効率が悪くなる予感。試してみたいですね。

それなら、発芽率が悪くても手間が少なくていいから、手間のメリット◎です。
さて、今回やる水耕栽培ですが、家で手軽に手間0でできるものです。
手間がかからないように、手間をかけて実験します。
種類としては4つやります。
①ハイドロボール(粘度を高温で熱したやつ)でやる
②スポンジでやる
③ティッシュでやる。
④何もなしでやる
ハイドロボールはこんなやつです。100円ショップで売ってます。
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スポンジは硬い部分がいらないので、100円ショップでいいものが売っていました。
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可愛い。食パンマンです。
目の部分に根っこを突っ込むとスポンジをいっぱい切らなくていいから楽そうと思って買いました。
卵の入れ物があったので、それで比較しながらやってみます。

スポンジは穴が空いていないものは真ん中に十字に切れ込みを入れています。
その切れ込みから根っこが下にいくからです。
円穴が空いているスポンジはそのままでもいける気がしたのでそのままです。
そのほかは見ての通りです。
・スポンジ(十字切れ込みは左側、目は右側)
・何もない場所、
・ハイドロボール
・ティッシュ(左側)
・キッチンペーパー(右側)
です。6種類を同時にやってみます。
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ここに、植えます。
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植えました。

結構適当に植えましたが、適当か丁寧かは条件に入ってないので育つはずです。
ここの水は液体肥料です。
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500倍に薄めて使います。
0.5リットル入っているので250リットル分作れます。めちゃ作れますね。
一般家庭のお風呂の水が200〜250ℓなので、それくらいです。

これは道具が揃っていて使いやすいです。説明書も知識0でもわかりやすく図解してあり、値段のコスパは高めです。液体肥料といえばこれです。



毎回測って作るのが面倒なので、ペットボトルに作り置きしておきます。手間を少しでも減らすために大きめのペットボトルです。
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2.7リットルです。
2700/500=5.4ml  
スポイトでA液体とB液体を5.4mlずつ入れました。
スポイトは元から入っています。
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日当たりのいいところに置いておきます。
冬なので、日光量が少ないです。
あまり日光が必要ない植物が良いです。

明るさはルクスという単位です。

夏は3万〜6.5万ルクス 最大10万ルクス(夏の晴天12時)
冬は総合的に夏の半分くらいのルクスです。1.5万〜3万ルクスくらい。
家の照明300〜1000ルクスくらいです。





おそらく、私の家の台所で冬に育てた場合、1000(12時間くらい)〜3万ルクス(4時間くらい)の間になると思います。
温度は23度です。夜は10度。
ってところです。

うーん、ギリギリ育つかなってところです。

光について掘り下げます。光合成についてです。

植物が光を吸収できる最大数値が決まっています。
光飽和点(こうほうわてん)といいます。

植物が光が最低必要な数値があります。
光補償点(こうほしょうてん)といいます。

植物の最大と最低の光です。カンタンですね。

難しい言葉は検索の時か、専門の人との会話に使います。
それ以外では難しい言葉は必要ありませんね。



今回育てる野菜は
小松菜、丸葉小松菜、チンゲンサイ、そら豆
でした。調べてみましょう。
小松菜 最大85000〜70000 最低 不明
チンゲンサイ 最大85000 最低 不明
空豆 最大40000〜30000 最低3000〜2000
水耕栽培は葉がなるやつが楽と聞いていたので、100円ショップで買ってきました。う〜ん、正直光だけで見るとわかりません。
なぜ、不明なのでしょう・・・?

とはいえ、小松菜、チンゲンサイは少ない光でも我慢できると何かの本に書いてありました。

効率悪いけど、育つと信じます。

一つ疑問が生まれました。
・そもそも光合成が必要な理由って何だっけ?
→糖(エネルギーを作るため)
詳しく
二酸化炭素 水 →(光)→ 糖 酸素
CO2 + H2O →(光エネルギー)→ CH2O + O2
言語化すると酸素と水を吸って、光のエネルギーをもらって植物が酸素を出して体を作る。ってことです。超カンタンでした。

光がなければ酸素も出せないし、体が作れないんですね。
それで、ワクワクしたので他にも実験してみました。

「ねぎも育ったらすごいよな!」
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やりました。

うちは産直ごんべというネギ農家なので、ネギでやってみます。
メルカリでも産直ごんべで売ってたりするので、良かったら買ってくださいね。
(収穫が終わったので来年です。)

根っこがちょっとついているやつを刺しました。
アルストロメリアという花も育てています。
メルカリで産直ごんべという名前で同じく出してるので(以下省略)

これも実験してみます。生花の枯れるスピードが変わるんじゃないか?
という実験です。
左がハイドロボールと液体肥料。
中が液体肥料だけ
右が水だけ。
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長い期間咲いてくれると思います。
アルストロメリア自体が花もちが良い花で有名なので、水だけよりは伸びるんじゃないかと思います。
あとは通常のやり方です。
ハイドロボールに植えて液体肥料をいれるやつ方法です
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何となく癒されます。
メンタル的にいいものに感じます。
やってみたらわかったんですが、未来への期待みたいな感情が湧きます。
最終的にはこんな感じになりました。
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楽に育ったらいいんですが、どうですかね。
あとは発泡スチロールに穴を開けてから愛犬と記念撮影
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犬「よくやった」と褒めてくれました。

プラスチックのコップの下に穴開けて、
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はめて、下から染み出すくらい水入れて
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植えたらこうです。
画像18

こちらも、卵の容器と同じようなやり方です。
酸素が供給できないので窒息すると思うので、これは改良します。
これで少しは立派な苗にまでは成長できるのではないか?と思って実験しています。
これは後に、エアーを入れるようなやり方でやります。
動画撮りました。




他にも塩ビパイプ式の大型も作成しているので、また記事にします。
正直いうと、ここまでただのお遊びです。
ただの茶番に過ぎません。
水耕栽培の本番はこれからで面白いところです。

目標
・家でできるレベル高い水耕栽培装置をカンタンに作れるようにマニュアル化します。
・来年の6月までに魚を導入し、自然環境を閉じ込めた循環型の形を作るところまでやります。
理論としてはこうです。
エサ→魚→糞→バクテリアが分解→肥料になる→植物が肥料を食べる→エサ→ループ
アクアポニックスと言います。
簡単にいうと、水耕栽培×水産養殖です。

お楽しみに
塩ビパイプ作り




犬「よくやった」

自分自身を信じてみるだけでいい。
きっと、生きる道が見えてくる。
ゲーテ

Twitterもノブ@心理学をフォローしたら写真とか載せます。
@NOBU_shinrigaku




自己紹介

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ブログ・心理学・農業を愛しています。 新卒で大手企業に就職→7年で退職→心理学を学習→ブログを書きまくる→農家に転職。 普段は田舎にひきこもりつつ、生活費は5万円くらいで生きています。

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