水耕栽培の未来を想像した。

2019年12月26日木曜日

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ここ3ヶ月くらい水耕栽培について強く興味を持って自作して見たりしながら試しています。
それで考えついた結論として、水耕栽培が農業の未来の形になると結論しました。

水耕栽培のメリットですが、以前に書いた記事です。
この記事を要約すると、土がいらなくて水でできて手間が少なくなるよ。
という記事を書いています。

ちなみに農薬も0です。
健康一番主義の私としては最高です。


農薬は実際には統計的に見て神経質になるほどの悪者ではないですが、心理的に無農薬が良いという話です。

無農薬って健康そうなイメージですからね。
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さて、そんな無農薬の心理的メリットもあるという水耕栽培ですが、簡単に未来を想像して見ました。

結論から言うと、

人工設備の水耕栽培×遺伝子操作×核エネルギー


これで人類の野菜は効率よく事足りてしまいます。

今後の人類の総人口はおそらく120億人以上増えないと言われています。だから、安全性が高くなった核エネルギーを使えば全然余裕かと思います。


合理的に考えて安全ならみんな使うはずです。
電気が安全で無料になったら、使わない手はないですよね。
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植物が育つエネルギーは光と栄養

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水耕栽培は室内でできます。
植物は光で育ちますが、光には波長があります。

その青色の(440nm)と赤色の(660nm)
を植物が吸収して、緑が残って私たちの目で緑に見えるのです。



効率よく育てるのであれば、室内で、青、赤を当てれば栽培できます。
そして、根っこから酸素を吸って、光と合成しながら自分の体を作ります。


二酸化炭素 水 →(光)→ 糖(植物の体) 酸素
CO2 + H2O →(光エネルギー)→ CH2O + O2

あとはミネラルとかを吸収してもらって、効率よく植物に体を作ってもらえれば良いんです。


ここで登場したものは、栄養のある水、酸素、光ですね。

植物はほぼ太陽エネルギーの塊みたいなもです。
これは室内で全て人口的に作って与えることができます。


つまりはこういうことです。

これで病気にもなりにくい、虫もつかない、雑草も生えない、農薬もいらない。

本来の姿の野菜が食べることができます。
(ストレスをわざとかけるなどをして甘みを増やすことも可能です。)


これは、密閉された空間なので、機械により自動化するのも外の環境よりも簡単です。

水耕栽培をすることで「1.5〜2倍の成長速度になる」と、液肥製造の企業のハイポニカ言っているように、明らかにメリットが強いです。



デメリットは完全自動化することにより、「生産者の顔が見えない。」「自然環境で育ってないのは嫌」「農家が仕事がなくなる」と言ったところだと思います。


否定する理由は無限にあると考えられます。


ただ、経済は金と権力と智恵を持つ人が、常に合理的に大きな流れとして進めていくので、この流れは合理的な人がいる限り、不可避かと思います。

話は続きます。
植物の遺伝子組み換えについてです。

遺伝子組み換えの誤解と危険性

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実は、遺伝子組み換えに関しては人類の歴史からみてつい最近やっとできるようになりました。

日本に流通する大豆は9割は遺伝子組み換えと言われています。


ただ、遺伝子組み換えに関しては否定派がかなり多いです。


理由としては、「地球の環境を一気に変えるから危険」に集約されます。

私もこれに関しては全く同意です。

遺伝子組み換えで人体に問題がある可能性がある。と言う実験結果がロシア科学アカデミー高次機能・神経行動学研究所のイリーナ・エルマコヴァ博士が
植物の遺伝子組み換えで初期段階で発表し、「遺伝子組み換え野菜を食べたラットがみるも無残な体になっていた」画像が全世界で話題になりました。

それからは「遺伝子組み換え=危険」 と言う認識が一般的になってしまいました。
ロシアのイリーナ博士の実験結果

その実験は現在は正当に科学者により否定されていたりするようです。
遺伝子組み替えの無残なラットの否定理由

正直、人類が減ったら悲しいですが、それが科学なのでいつも通りの人類の進む道です。

常に人類は人間の死の上に成り立っています。
ダメならまた生まれて、死んでいきます。


ですが、環境は一度変われば後戻りできません。

蚊の遺伝子を組み替えて世界の蚊を絶滅させることは可能です、とはいえ蚊を食べる他の生き物の食事が取れなくなり、他の生き物も絶滅 → 他の生き物も絶滅 →絶滅のループ が最悪のパターンです。



環境は常に適応するので、そうはなる可能は低いですが、恐竜が絶滅する隕石レベルの環境の大変動が予想されます。


なので、遺伝子組み替えは環境を変えるので、未熟な頭の悪い人類が変動させるのは知能が低すぎるから危険だ。と考えられます。


つまりは、環境を短期間で変えてしまう可能性の高い植物の遺伝子は人類の絶滅の危険性も含んでいるわけです。
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植物の場合考えられる環境の変動はパターンこんな感じです。

遺伝子組み換えトマトを畑で育てる。
→遺伝子組み替えトマトの遺伝子が普通のトマトに受粉される。
→普通のトマトの遺伝子が変わる。
→トマトから毒性の成分が出るようになったりする。
→トマトに関係する生物の急速の進化を環境から要求される。
→他の生物も全て環境に合わせる必要が出てくる。
→全生物の「進化or絶滅」を環境から要求される。
→その中に「人類」が含まれることが問題です。


おそらく人類は知能で生き残る環境を作るので、進化は知能によって行われます。
これが、ホモ・サピエンスからホモ・デウスへの進化の引き金になるかもしれませんね。
ホモ・デウス(神の人の意味)


実は人類は遺伝子組み換えを何万年前から行っています。
羊を育てるとして、好奇心旺盛でどこかに1人で行ってしまう羊はすぐに絞める。
→扱いやすい従順な羊の遺伝子を知能で残す。

これで、人間の知能により、人間の都合が良い羊を作り今の羊ができました。

しかし、時間がかかりすぎます。これは世代を何度も変えるので1000年とかの長期間に行われます。


だから、環境はゆっくり変わることができたので、多くの環境もゆっくり変われたわけです。

これが、遺伝子工学で急速に変わることが危険かも?と言われている理由です。


遺伝子組み替えも比較的用意にできそうな水耕栽培

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さて、話を戻します。

水耕栽培の場合は、室内で密室により行われるので地球環境を一気に変えなくてもできると言うことです。

なので、遺伝子組み換えにより、植物の光を吸収できる最大が大きいものを遺伝子組み換えで作り、核エネルギーで作り出したエネルギーを効率よく与え、人口の液肥を与えます。

これで、環境問題もクリアしながら効率良く植物を安全に食べることができるのです。

つまりはこう言うことです。
・土(肥料) →  水(水) 
・太陽 →  核エネルギーの人口の光
・遺伝子操作でエネルギーの吸収の効率化

植物が育成すことを合理的に効率よくすることができますよね。ってところです。

製造場所も簡単です。
密閉できる部屋と、水道、電気が通っている場所であればどこでもできます。
つまり、分散型の農業ができるので、運送コストも抑えられます。



水耕栽培は気温や湿度もIotで管理することが容易なので例えば、
・海外でしか育てられない希少種の観葉植物。
・山形などの環境が整った場所で育てる必要があるサクランボ。
・美味しく育てるためにストレスを掛ける必要がある野菜。


これらのものもセンサーで管理して育てることができてしまうんです。


他にも、アクアポニックスなども選択肢としても可能です。
要約すると、魚を導入して自然の生態系を模倣する水耕栽培です。

こんなメカニズムです。

魚の餌 → 魚の糞 → バクテリアが分解 → 植物の肥料 → 植物が食べる → 植物が育つ → 植物と魚を食べる。

これも実際にできます。

何が良いかと言うと、タンパク質も作れると言うことです。
それが水耕栽培で使う材料でほぼ事足りてしまうことが素晴らしい点です。
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理想としてはこうなります。

密室で赤と青の光に包まれたLEDの部屋の中に、塩ビパイプが並ぶ。
植物たちは土で育てる野菜の2倍以上の速度で成長していて、植物の状態は常に管理されていて、液肥を増やすタイミング、温度を上げるタイミング、光を増やすタイミングは全て自動に行われています。


人間が手を加えるのは、収穫と苗を植える時だけ。



農薬もいらないので、洗わずに食べられるし遺伝子操作は安全が保証されていて、他の種と混ざることはないので環境を変える可能性は低い。


珍しい魚も管理して食べることができるので、チョウザメを飼育してキャビアを撮ることもできるし、うなぎも養殖が可能です。


うな重食べ放題ってことです。こうなれば最高ですね。
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100年後には月で栽培できたらと思っています。

土よりも水のコストが低く自動化が価値を上回ったら流行りますね。
そこは分かりませんが。

どうなるかは実際にはわかりません。理想です。
理想の実現のために地道に水耕栽培続けてみます。
そのほうが楽しいしワクワクするし面白いですからね。
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自己紹介

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ブログ・心理学・農業を愛しています。 新卒で大手企業に就職→7年で退職→心理学を学習→ブログを書きまくる→農家に転職。 普段は田舎にひきこもりつつ、生活費は5万円くらいで生きています。

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